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読書感想文 アップステージ

読書感想文

シャイな私が舞台に立つまで

シャイな自分がアップステージを読んで読書感想文を書きました。

原稿用紙5枚分(2000文字)

※商業利用では使わないようにお願いいたします。(売ったり、講義に使うなど)

 ©がとーほーむ


本の紹介

シーラは目立つことが大きらいな女の子。
学校で「ザ・ミュージック・マン」のミュージカルに取り組むことになり、
みんなその話題でもちきりだ。

実はシーラは歌がうまい。

先生や親友に強くすすめられてオーディションを受け、
カルテットのひとりに選ばれる。

練習を重ねるうち、シーラはこのミュージカルを心から愛するようになる。
さまざまなトラブルや淡い恋の芽生えのなか、
とうとう幕を開ける日がやってきて……

というユーモアいっぱいの物語。

原題の「アップステージ」とは、
舞台で主役がかすむようなことをする、という意味がある。

「ザ・ミュージック・マン」は1957年にブロードウェイで上演され、
ヒュー・ジャックマン主演で再演されている。

参考にする方は上手く切り取ってください。もちろん丸写しOKです。


  


読書感想文の例

   音楽がもたらした自信

○年○組 ○○ ○○

 シャイで目立つことが大嫌いなシーラが学校で開催するミュージカルに参加し、自分の才能に気付き、友情をつくり、更に恋愛要素も含まれている極上の小説となっております。

 本来ならば、感想文なので誉めて、称えて、称賛して、書きまくるのだと思います。同じ意味の言葉を書き連ねたことをお詫びいたします。ですが、感想文なので私個人が感じた感想として、書かせていただきます。

 登場人物多過ぎて、誰が誰だか分かりません。外国人の名前覚えるのが大変でした。と、文句を言ってしまうのですが、ストーリーはミュージカルに参加する学生と、それを教える教師やコーチです。登場人物が多くなければストーリーが成立しないのです。頑張って覚えるしかありません。

 結局、記憶に残った登場人物は、主人公のシーラ、ミュージカルで主役の男性役ポール、ヒロイン役のモニカ、イケメンのドルー、親友のキャシー。この5人さえ押さえておけば何とか楽しんで読めることに気付きました。あとは、その他の友だちや、先生のポジションでうまく読めます。

 シーラは内気なのですが、心の中では注目を浴びてみたいと思っている女の子です。家では密かに歌ったり踊ったりしています。

 それは、誰もが心当たりあると思います。ユーチューブや、ティックトックで、もの凄くバズる自分を想像しない人がこの世にいるのだろうか?神バズりして人気者になった時の為に、普段から良い人でいようと考えない人がいるはずがない。教室に落ちているゴミを率先して拾ってゴミ箱に捨てる人は、みんな有名人になった時に「あの人は普段から良い人」と言われるための伏線をはっているに違いない。みんなシーラと一緒なのです。

 シーラは内気なのです。でも、歌が上手です。鈴の音のようなキレイな声で歌を唄います。シーラの役は男性四人組の一人です。この役は物語を盛り上げる重要な役割だそうですが、シーラは女の子ですから、男性役をやりたくないが内気な性格で言い出せません。しかし、このキャラの楽しさが分かり、やりがいを感じるようになります。

 ワガママなモニカはヒロイン役にもかかわらず、練習をよく休みます。ヒロインがいないことにより、他の人も練習が出来なくなるので、練習の代役としてシーラが参加することになるのですが、そこでシーラに絶対音感があることが分かります。絶対音感とは、音を聴くだけで音階にして理解できる能力のことです。みんな驚いて、うわさが広がり、みんなに「この音は何の音?」と聞かれるようになります。珍しいから試してみたくなる気持ち分かります。背後霊が見える人がいれば、「あの人は誰が憑いてる?」聞きたくなるのと一緒です。そんな人に会ったことないですが。

 ワガママで意地悪なモニカですが、サッカー部のイケメン男子のドルーを彼氏にします。いや、彼氏と自己主張しています。結局顔かと思いますが、モニカは積極的です。いつもドルーにくっついたり、膝の上にまで乗ったりします。顔もそうですが、あざとい女が勝つのだと感じました。練習嫌いなモニカは、絶対音感があって、努力家のシーラに嫉妬して意地悪をします。

 シーラとキャシーはお互いの悩みを相談し合って、励まし合ったりして困難を乗り越えていきます。相談し合える友達がいることは凄く大事だと感じます。私も、テスト前に「全然勉強できなかった」って、友達に報告します。返ってくる言葉は「私も全然してないよ」って安心させてくれます。その場だけの安心で大体裏切られるやつですが、その時はホッとします。

 いよいよ、公演になりシーラが本番で実力が出せるか気がかりでしたが、才能と努力の成果が実って大成功を収めます。しかし、モニカは怪我をしてしまい、降板せざるを得ない状況になります。そこで、練習の代役をしていたシーラが代わりにヒロインを演じて歌いきります。そして、舞台ではキスシーンがあるのですが、ポールにファーストキスをうばわれてしまいます。男役をしていた時の付け髭の接着剤がお互いの唇について、二人ともキスの後に唇を拭きまくって笑いを取るキスシーンになってしまいます。キスの素振りだけでいい気がしますが、さすがアメリカ。

 最後は打ち上げをしますが、大音量の音楽が流れる中、シーラはポールをダンスに誘います。シーラはシャイな女の子ではなくなり自分の殻を一つ破ったように感じました。腰を振って両手を頭の上に上げて踊っています。

アメリカの映画でよく見る踊りです。楽しそうなシーラを祝福したいのですが、感情としては、仲間だと思っていたシーラがあっち側に行ってしまったと感じました。


youtubeの動画


終わりに

アメリカの学校の話しなので、例えがとてもアメリカっぽいです。

日本人には共感できないような比喩が沢山あって、逆にツッコミを入れたくなるような話でした。

最後は気持ちの良い終わり方なのですっきりします。

特に、陽キャの人は面白く読めると思います。

私は陰キャなので、シーラが巣立ってしまい寂しかったです。


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