原稿用紙3枚分(1200文字)
東日本大震災時に被災した町の小学校の話し。
復興に向けて人々が頑張る姿に、胸が熱くなる一冊。
概要
東日本大震災の避難所となった小学校で、
被災者といっしょに寝泊まりしていた子どもたち。
何を感じ、そして自分たちに何ができるのかを考え取り組んだこととは…。
子どもたちの思いをつぶさに伝える感動のノンフィクション。
つらい状況下でも、やることを見つけて、
諦めないで がんばる姿が感動的です。
参考にする方は、上手く切り取ってください。
もちろん丸写しOKです。
※商業利用では使わないようにお願いいたします。(売ったり、講義に使うなど)
©がとーほーむ
読書感想文の例
「海よ光れ!」を読んで
〇年〇組 〇〇 〇〇
本を読んで涙が出たのは初めてかもしれないです。そのくらいに感動しました。
2011年3月11日に東日本大震災がありました。その時に被災した岩手県の大沢小学校の出来事です。
「海よ光れ!」は二つの意味があります。大沢小学校で昔からやっている演劇と、大沢小学校の生徒が定期的に発行している学校新聞のタイトルが「海よ光れ!」です。
大地震が起きた時に学校がひなん場所になって、津波で家を失った人達と一緒に生活することになりました。当たり前のように使っていた電気や、水道、ガスが地震によって使えなくなっています。町の人達が力を合わせて、火をおこしたり、水を汲んできたりして生活ができるように頑張り、子供達を優先してご飯を食べさせるようにしている姿が感動して感謝の気持ちになりました。
大人たちが復興のために頑張っている中、子供たちにできることは何かないのかを考えた時、子供たちで肩もみ隊を作ってお年寄りの肩をもんで喜んでもらいました。
その他にも、子供たちにできることは無いかと考えたのが、学校新聞を書いて学校や町の人たちに読んでもらって、元気になってもらおうと考えました。完成した学校新聞は大きなタイトルのレタリングがされていて、すごく目立つ新聞です。記事もタイトルごとに区切りがあり、読みやすいです。絵も描いてあり分かりやすくなっています。この新聞を読んで励まされた人たちが沢山いました。
そして、その新聞はコンクールで内閣総理大臣賞をとることができました。これは、一番すごい賞です。私は、このページを読んでいて一緒に喜んで涙が流れていました。本当に嬉しくて泣いてしまいました。
私は東日本大震災を経験していませんが、動画などで津波などを見たことはあります。その映像を見ると、逃げることしかできないことが良く分かります。いつ何が起こるか分からないので、自然災害がおこることを想定して、普段から備えることが大切だと分かりました。逃げる場所や、災害時の食料を取っておくこと、あらかじめ家族と話し合っておくことが大事なんだと分かりました。
大沢小学校では、町の人たちが協力して、ボランティア活動の人たちと力を合わせて乗り切りました。あきらめずに、みんなが励まし合って、力を合わせれば、どんな辛いことが起きても大丈夫なのだと思いました。
学校新聞を書いた生徒が今は大人になっていて立派な号外新聞を書いてくれました。その中に書いてある言葉で「一日を精一杯生きること」とありました。毎日をがんばったと思えるように生活をして、後悔のしないようにしたいです。力を合わせてがんばれば、どんなことでも大丈夫なんだと感じました。希望を持って生きる自信が付きました。
YouTube
終わりに
津波に何もかも奪われて、意気消沈するかと思ったのですが、
何かをやって、人を元気付けるために活動をした学校新聞が
全国で一番すごい賞を取ったことに、感動です。
目頭が熱くなっていました。
小学生用の課題図書を軽く見ていた自分に、喝を入れたい気分です。
ノンフィクションだからこそ感動作品なのだと思います。
大人も読んで感動する作品です。
この本を読んで、課題図書にした小学生たちは
大きくなって、もう一度読み返して欲しいです。
子供側の気持ちと、大人側の気持ちが両方味わえると思います。
前のページ:私の職場はサバンナです!
次のページ:ある閉ざされた雪の山荘で
コメント
始め・中・終わりのそれぞれの本の番号を教えてほしいです。
本の題名は「海よ光れ!」です。