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読書感想文「ノクツドウライオウ」

読書感想文

原稿用紙5枚分(2000文字)です。靴の往来堂というお店が舞台になっている物語です。職人の技や心がなんとなく分かります。感想文には書きませんでしたが、クラスメイトの宗太もいいキャラしていました。


概要

あなたの人生を変える魔法の靴店!

高いビルの間にちょこんとはさまっている小さな建物。
くすんだ色のレンガ造りのこの店は、
築100年のオーダーメイド靴店「往来堂」だ。

店主は、靴職人の祖父。孫の夏希は、
シューズデザイナーを夢見る中学生で祖父を尊敬していた。

ある日、店の後を継ぐはずの兄が突然いなくなり、店は危機的状況となった。
夏希は後を継ぐべきか悩める日々を過ごす。

そんな中、この店の土地を買い取りたいという土地開発会社の人たちが来た。
祖父は、その内の1人の靴をみて足に合っていない靴を履いていると指摘する。
その人は、どんな靴も合わないのであきらめていると話した。
祖父が助言すると、その人は靴を注文することになった。

でき上がった靴を渡してまもなく、その人が来店して言った。

「まさか自分の人生が、たった一足の靴で変わるとは思いませんでした……

これらのいきさつを見ていた夏希は、自分の向かう道をさだめていく。
シューズデザイナーを夢見る中学生をさわやかに描いた青春ドラマ!

参考にする方は、上手く切り取ってください。もちろん丸写しOKです。

商業利用では使わないようにお願いいたします。(売ったり、講義に使うなど)

  ©がとーほーむ


感想文の例

伝統を守る往来堂の信念 

                  〇年〇組 〇〇 〇〇

 靴好きが集まって、靴にこだわって完璧な靴を作る物語です。なんだか革靴を履きたくなります。靴メーカーを調べると、リーガル、スコッチグレイン、山陽山長、大塚製靴などが有名のようです。有名ブランドでもオーダーメイドは別メニューです。いつか、このような品質と技術を前面に出した靴を買って、靴の良さの知識を語りながら、メンテナンスグッズを買い揃え、自慢しまくる面倒くさい奴になりたいと感じました。

 老舗のオーダーメイド靴店「往来堂」100年続く靴店ですが、五代目の店主候補だった兄が逃げて、店主候補者が不在となり、中学生の夏希がこのままでは候補者となり、靴店を引き継がなければならないのかと、自らが将来について苦悩します。

 夏希は靴作りが嫌いではなく、好きだと感じました。それは、自分で靴づくりについてスケッチをして、作り方やデザインを勉強しているからです。しかし、後継ぎとして悩むのは、祖父の作る靴が古臭いからです。祖父の作る靴は、昔から変わらないオーソドックスなものばかりです。夏希はもっと流行を取り入れて、派手なデザインの靴をたくさん作りたいと思っています。しかし、祖父に話しても、往来堂の靴には合わないと言われます。祖父はオーダーメイドの靴を大切にしていて、新しいやり方を取り入れません。

 私も最初は夏希の意見に賛成していました。新しいものを取り入れてたくさん靴を作るほうがいいと思っていました。ですが、物語を読み進めると、考えが変わりました。祖父の考え方が正しいと分かったからです。

 祖父のマエストロは土地開発業者の人にビルを売るように、しつこく言われましたが、いつも断っています。普通なら、しつこい営業マンが来たら嫌な気持ちになるかもしれないですが、マエストロはその人の履いている靴が合っていないことが気になって、新しい靴を勧めました。その人はマエストロのオーダーメイドの靴を履いたら、足が痛くならなくなり、人生が変わったと言っていました。人生を変えてしまう靴を作るマエストロに感激しました。もう一つのエピソードでは、バレーボール選手の女性が結婚式で履く靴を買ったが、足を虫に刺されて、はれてしまい靴が履けなくなりました。結婚式前日でしたが、マエストロと夏希が靴を改良して、無事に履くことができました。

 この二つのエピソードを読んで、私の気持ちが晴れやかになりました。変わらないものも大切だと思いました。流行に左右されず、自分に合った靴を大切にすることが大事だと思いました。自分に合ったものを使い続けることが、品質を重視することに繋がると思います。

 私の家族は代々受け継ぐ職業がないので、将来の仕事を自由に選べます。でも、何をすればいいのか分かりません。政治家や医者、芸術家や職人など、考えると大変そうな職業がたくさんあります。でも、日本では職業選択が自由なので、自分に合った仕事を選べると思いました。夏希のような悩みはありませんが、多種多様な職業がありすぎて、自分に合った職業や、やりたい職業が何かと考える悩みがあることに気付きました。

 往来堂は高品質でお客様のスタイルに合わせた靴を作って、お客様と向き合ってきました。その結果、評判が良くなり、有名店になりました。私は自分の信念を貫くことが大事だと思いました。地域のお店も大切にして、自分に合ったものを見つけたいと思います。

 ファッション性よりも機能性を選ぶべきなのか?という疑問を持ってしまいます。服で言えば、肩やお腹が透けて見えるような服が流行したりします。透け感というファッションです。正直言って肌寒い日に着てしまったら後悔しますが、そんなことは少しも顔に出すことは許されません。なぜなら、ファッションは我慢だからです。そして、その服の寿命は良くて二年くらいです。そこに高級な素材や品質を求めたら、セレブになってしまいます。会話の語尾に「~ですわ。ホホホ」「~だよ。ベイビー」なんて言わなければいけない事態になるかもしれません。

 身の回りの物を全て高級品で揃えることは不可能だと思います。安価な流行を取り入れた物で使い回していき、定番の物、例えばカバンや靴、時計やアクセサリーなどを品質の高いもので揃えることで、おしゃれマエストロに変身できるのでないかと感じました。

 私が働くようになった将来は、おしゃれをするために普段は質素な生活をして、もやしや、とうふで空腹をしのぎ、貯まったお金で数年に一度高級品を買って幸福感を味わう生活をするのではないかと想像しました。この感想文が予言書にならないように、勉強して将来の生活水準上がるように努力します。


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終わりに

2024年度、中学生の部で課題図書になっています。

親の職業を聞いて、将来自分が引き継ぎたいとか、同じ職業に就きたい。
それか、尊敬している人や、憧れている人の職業になりたいと少し調べて書いてみると直ぐに書き終えることが出来そうな内容です。

どんな職業でもハプニングは付き物です。どんな気持ちで仕事に向き合えばいいか、そんなことが分かったと書くといいかもしれないです。

この物語では、マエストロのこだわりだと思っていたことは、お客様が満足する靴を提供することが根底にあって、マエストロの頑固な気持ちではなく、お客様への想いが込められている。と言うことが書いてあるのだと思います。

この部分、最後の締めに使えそうですね。

総合的に見ていいお話しです。さすが課題図書。


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