google.com, pub-6717446218795968, DIRECT, f08c47fec0942fa0 読書感想文 「チーズはどこへ消えた?」 - がとーほーむ G-43QD9YVZHH

読書感想文 「チーズはどこへ消えた?」

読書感想文

原稿用紙5枚分の読書感想文と本の解説を載せています。

本の内容

「チーズはどこへ消えた?」はスペンサー・ジョンソンによるベストセラー小説です。
2匹のネズミと2人の人間を舞台に、変化に対する対応のあり方を描いた物語。
ある日、ネズミたちが普通にチーズを食べる場所が消えて、
人間(小人)たちも変化に対する不安や抵抗を感じます。

ネズミの一匹は変化に対応し、新しいチーズを探し始めるが、
人間(小人)たちは過去のチーズの場所にこだわり続け苦悩します。

物語を通して、変化を受け入れ、自ら行動する重要性や、
変化に対する柔軟性と適応性の重要性が説かれています。

読者は自らの人生や組織における変化に対する考え方を
見つめ直すことを促され内容となっています。

※商業利用では使わないようにお願いいたします。(売ったり、講義に使うなど)

 ©がとーほーむ

読書感想文の例

   「チーズはどこへ消えた?」を読んで

○年○組 ○○ ○○

 この本を読み終えて初めに感じたことは、心の持ち方、行動の考え方が変わった気がします。それと、自分は今まで不満ばかり言っていたことに気付かされました。

 本の内容を簡単に説明しますと、二匹のねずみと、二人の小人が迷路にいます。迷路と書いてありますが、私の場合、ダンジョンや入り組んだ大きな建物と考えたほうが、話しの内容が想像しやすかったです。迷路ですと、目指すところが出口であるゴールのように感じますが、ねずみも、小人もそこを生活の拠点として考えているように感じました。なので、迷路のように入り組んだ建物の中のような、チーズ工場の敷地で、時々チーズが紛れ込んでくる場所なのかと想像しながら読んでいました。

 ねずみと小人はチーズを食料にして生きています。なので、食料であるチーズを探すことが生活の目的でもあります。ある日、苦労の末に大量のチーズがあるチーズステーションCを発見しました。大量のチーズなので小人達は生活の拠点をこのチーズステーションCを中心として生活を進めていきます。

 しかし、大量にあったチーズも時間が経てば量も少なくなり、いつまでも食べられる状態ではなくなってきてしまいます。

 ある日、ねずみたちがチーズステーションCに着いた時、チーズは無くなっていました。二匹のねずみはチーズが無くなったので、他のチーズを探しに迷路を進んで行きます。ところが、小人達は無くなったチーズを見て、チーズはどこに消えた?誰が消した?と、騒ぎ立てるだけでした。ねずみがチーズを探している間も小人達はチーズステーションCに居ればきっとまた大量のチーズにありつけると思い込んで、チーズのないチーズステーションCに毎日通い、そこでチーズを待っていました。

 私は、なんで早く他のチーズを探しに行かないでそこに居続けるのか不思議に思いましたが、一人の小人のホーは勇気を出してチーズを探す決心をします。しかし、もう一人の小人のヘムはまだ諦めずにチーズステーションCから離れません。馴染んだ場所から旅立つ第一歩はとても勇気がいることだと思います。しかし、行動する時は早くしなければならないのだと感じました。それは、チーズを探しに行ったホーは以前から気付いていたのです。チーズが減って無くなってしまうこと、古くなって食べられなくなること。一瞬にしてチーズが無くなるのではなく想像できた未来だったということが分かっていたのです。

 ここで、私はこの本がなんで人気のある本で沢山の人が共感を覚えたのかという理由が分かりました。これは、ねずみと、小人の話しでもあるが、自分や社会にも当てはまるという事実に。自分の生活やお金のことや、自然環境や温暖化のことに置き換えても同じストーリーになるということです。今の現実に嘆き、文句を言ってその場から動かないでいるよりも、最初に勇気をふり絞って行動をすることが大切なのだと分かりました。

 チーズを探しに行ったホーは不安と恐怖を感じながら探していましたが、次第に考え方が変わっていきます。恐怖を感じながら探すのでは無く気ままに探して、チーズが見つかった時の事を想像しながら探すことを考えました。すると、恐怖も不安もなくなり、楽しみながらチーズを探すことができていました。ホーは他のチーズステーションを見つけましたがそこは既にチーズが食べられた後でした。もっと早くチーズを探しに出ていればチーズがあった頃の、このチーズステーションに着けたかもしれません。何事も行動するなら早い方が良いのだと分かりました。

 ついにホーはチーズステーションNにたどり着きます。そこにはチーズステーションCよりも美味しいチーズが大量にありました。さらに、二匹のねずみもそこを早く見つけ、チーズを沢山食べたのか、太った彼らと再開することが出来ました。

 ヘムは行動を起こさなかったのでチーズを見つけることが出来ませんでした。ホーは行動を起こしたことによりチーズを見つけられました。そして、ねずみ達は何も悩まずにすぐに行動を起こしたことにより、一早くチーズステーションNにたどり着けました。

 自分に置き換えるなら、小人か、ねずみと言ったら小人だと思います。勉強などは直ぐにやるべきと分かっていても、疲れているなど理由を付けてやらないでいることが多いです。それだと、これから起こる結果が分かってしまうのに理解を放棄しようとする自分がいました。自分自身が変わろうとしなければ、物事が好転しないことを理解しました。また、苦しい、辛いなどの負のイメージではなく、成功した時を想像して楽しみながら、素早く行動することが大事だと認識しました。

まとめ

スペンサー・ジョンソン 扶桑社 90ページだけの本です。
目次やイラストなどを入れればもっと少ないページですので
一日あれば簡単に読めると思います。

頑張れば一時間で読めそうです。
追い詰められた読書感想文をこなす為に読む本にすれば、
最強かもしれないです。 しかも、内容も役に立ちます。

大企業の社長さんから広まりベストセラーになったという逸話もあります。
読書感想文の内容は、本の内容に対して少し感想を入れているだけなので、
似たような感想文の一つのような内容かと思います。

伝えることは、この本の登場人物?を自分に置き換えると
自己啓発本になるということです。
不平不満を言わずに前向きになって行動しましょう
という自己啓発本にありがちなメッセージが詰まっています。

そこに気付くことが目的だと思いました。
人に薦めたくなる良い本です。
勧めるには自分を磨かなければいけませんけど。
その前に薦められる友達を作らなければ・・・


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