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読書感想文「アフリカで、バッグの会社はじめました」

読書感想文

原稿用紙5枚分(2000文字)

仲本千津さんがアグレッシブな人生を生き抜く、成功体験談になっています。自分もやればできるんじゃないかと勇気をもらえるような作品です。


概要

目の覚めるような原色に、花や動物、サークル模様がデザインされていて、
持つだけで心が華やいでくる

人気のバッグ・ブランド「リッチーエブリデイ」を立ち上げた仲本千津さんは、
いま注目の「社会起業家」です。

千津さんは、子どものころから「人の命を救う仕事をしたい」と思っていました。

最初は医師になりたいという夢をもっていましたが、
それをあきらめることになり、つぎに国連職員を目ざします。

大学に入り、今度は研究者への道を進みましたが、
銀行員として社会人生活をスタートすることになりました。

それでも、自分の夢をかなえる仕事を探しつづけた千津さんは、
転職先の仕事でアフリカ・ウガンダのシングルマザーたちに出会います。

「彼女たちの力になれるビジネスはないだろうか」

そして千津さんは、アフリカンプリントを使ったバッグをつくる会社を
立ち上げました。

バッグづくりを通して、アフリカの貧困問題を解決し、
女性を勇気づけ、輝かせたい。

迷い、遠回りしながら、自分の信じる道を歩んできた仲本千津さんの姿を描く
“進路決定”ドキュメンタリー。

参考にする方は、上手く切り取ってください。もちろん丸写しOKです。
※商業利用では使わないようにお願いいたします。(売ったり、講義に使うなど)

  ©がとーほーむ


感想文の例

支援活動から学ぶこと 

         〇年〇組 〇〇 〇〇

 成功を成し遂げる人は、普通の人と少し違うところがあるのだと感じました。よその国の貧困問題を解決したいと考える思考が私には驚きを隠せません。そのような気持ちが読み始めの感想でした。

 仲本千津さんは映画や、海外ドラマを観た影響で医者になりたいと夢を抱きます。その後、国連職員から研究者へと夢が変わります。早稲田大学から一橋大学院へ行く努力家です。大学院卒業後は大手の銀行員になります。将来、生活の安定を保障されたような企業に就職したにもかかわらず、アフリカに行き「人の命を救いたい」という一念のみで銀行を辞めてアフリカで支援活動をするようになります。

 さらっと、書かれていますが、周りの反対がもの凄いのではないかと想像してしまいます。もし、自分が同じ立場だったら、早稲田大学に入学した時点で親に自慢されまくられるでしょう。親だけじゃなく、親族や学校の友だちにも噂されまくると思います。そのくらいの偉業なのに、アフリカで人助けしたいなんて言ったら、身内から頼むから考えを改めてと、心からお願いされそうです。

 千津さんが決心したきっかけは、東日本大震災を東京で経験したことです。その時に感じたことは、いつ何が起こってもおかしくないのだから、自分のやりたいことをやれる時にやらなければ、きっと将来の自分が後悔するかもしれないという気持ちになり、アフリカへ行くことを決断し行動に移したのです。

 私は千津さんのように、小さいころからやりたいと思っていることがあるのだろうかと考えてみました。歌が上手な人や、踊りが上手な人への憧れのようなものが、少しはあるかもしれないですが、強い信念ではなく、どちらかと言えば、現実逃避に近い妄想のような感じです。極端な例えで言うのならば、異世界に転生して、全てのレベルとステータスをカンストして無双になり、仲間に慕われながら街づくりをするというようなことです。分かりにくい例えかもしれませんが、一部の人にはものすごく刺さる例えになっているはずです。そんな同志と語り合いたいことが、目下の夢です。千津さんと比較すると変な夢ですが気にしません。なぜなら、多様性の時代だから想像は自由なのです。今は誰にも縛られない時代だからです。そして私は夢に近づくために、ゲームのコントローラーを握るのであった。そんな、言い訳しか考え付かないです。

 アフリカに行った千津さんは、生活に苦しんでいる才能のあるシングルマザーに技術を学ばせて、オリジナルバックを作製販売する会社を作り、人気ブランドとして成功させます。今まで感じていた違和感のようなものが、私の心の中で溶けだしたような気持になりました。困っている人を助けることは何をするのかと、私が考えていたことは、直接お金や物をあげることだと思っていたからです。千津さんは、魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えると言うことです。カイジで例えるなら、お金を渡さずに、ジャンケンカードのコツや、地上74mの電流鉄骨の渡り方の攻略法を教えることです。正に圧倒的至福!「ざわざわ」と言う声が聞こえてきそうです。これも、一部の人に共感して頂きたい。 

 貧困国には、先ほど述べたようなお金や物の支援はあると書いてあります。しかし、お金の流れは寄付者が意図するところに届かなかったりするそうです。そして、支援物資の中に衣服があります。世界では衣服の生産量は過剰のようで、その過剰の未使用品など送られてくるそうです。私はテレビで時々感じる違和感があったのですが、この事実を知って納得しました。それは、明らかに貧しい生活をしていそうな裸足で短パンの人が、ヨレヨレのルイビトンや、グッチと言った先進国の人でも一部の人しか着ていないハイブランドのシャツを着ている映像を見たことがあるからです。そんな服を買うお金があるなら、食料を買った方がいいのでは?もしかして、偽物かな?偽物だってそれなりの値段がするのでは?と感じていたのですが、寄付された服を価値も分からずに着ているのかもしれないと分かったことです。

 千津さんが国境を越えて、貧困問題を解決する意味が、最後まで読んで分かることが出来ました。まず、困っている人を助けることに国境は無いと言うことです。それだけではなく、他国の文明を取り入れて、加工したバックを販売することにより新しい文化を日本に取り入れ、お互いの国で経済を回すことにより、利益を得て両国の発展へと繋げることが出来ていました。

 関わる人を幸福にするやり方があることに気付きました。私も、身の回りの小さなことから始めていく決意が生まれました。


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終わりに

千津さんって頭がいいから、成功してるのだろうなと感じました。

そんなこと、読書感想文に書けませんけど。

逆を言えば、頭を良くすれば、とんでもない夢でも実現可能な射程圏内になる
ということですよね。

英語だけでも頑張れば人生が開けるそんな気がします。
でも、漫画も読みたいんですよね~。


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