原稿用紙3枚(1200文字)
親に捨てられる?親に逃げられた高校生のお話しです。自立して車夫になります。
車夫とは人力車を引っ張って(押して?)走る人です。
概要
家庭の事情で高校を中退した吉瀬走は、
生きるために夢中になった陸上も辞めざるを得なかった。
そんな中、陸上部OBの前平が現れ、人力車のひき手をやらないかと誘われる。
車夫の条件は、走るのが好きなのとイケメンであること!?
浅草の「力車屋」で車夫となった少年と同僚や客らとの交流を瑞々しく描く。
参考にする方は、上手く切り取ってください。もちろん丸写しOKです。
※商業利用では使わないようにお願いいたします。(売ったり、講義に使うなど)
©がとーほーむ
感想文の例
「車夫」を読んで
〇年〇組 〇〇 〇〇
人力車に乗ってみたくなりました。私の想像での人力車は、車とは違い、街の景色が見渡せ、車高が高いので視界も良く、生活音や人の声を聞き取ることができ、頬に風を感じながら、優雅に様々な感覚を味わい楽しめる乗り物なのだと思います。
主人公の吉瀬走は、17才で両親が失踪してしまい、一人になってしまいます。金銭的理由から高校を退学するしか選択肢がなくなってしまいました。お金も無く、一人で生活することを余儀なくされます。高校時代は陸上部に所属していた吉瀬は、当時、卒業した先輩が部活に顔を出して一緒に部活をしていた先輩に勧められて人力車を運転する車夫になり、色々な人と出会い、物語が進んで行きます。
私は、両親が突然いなくなって、一人で生きていかなければならない状況になることを想像すらしたことはありませんでした。記憶をふり絞って、あったとしても、一人暮らしに憧れる程度です。一人暮らしをするとしても、金銭的問題は何も考えず、親が家賃や生活費を全て払ってくれるものだと想像しての生活です。なんだか、自分の考えが甘いことを悟らされた気分になりました。
人力車に人を乗せて、引っ張っていく人のことを車夫ということを初めて知りました。実際には押していますし、引っ張る人では確かに変です。
そこで気になり、少し人力車について調べてみました。人力車は、明治から大正時代に人を運ぶ乗り物として利用されていました。現代で言えばタクシーに近いのかもしれません。自動車の需要と共に交通手段ではなくなり、観光地で遊覧の目的で運用されているようです。
明治や大正時代に代表される作家、夏目漱石や、宮沢賢治などの小説に「車に乗る」という表現が度々あります。私は自動車のことかと思っていましたが、どうやら、人力車のことだったようです。確かにそれならば、納得できる気がします。近代文学に書かれる車は、人力車に置き換えて解釈したほうが良さそうだと分かりました。
吉瀬は、車夫となって生活することと、新しい仲間を得ることが出来ました。一人で、もがき苦しむことはもう無いです。周りの人たちは、吉瀬のことを気にかけて、助け合いながら生活をしています。親に見捨てられた吉瀬ですが、新しい仲間との人生が始まり、生活を楽しむことが出来ているので、読んでいて安心感がありました。
何よりも、名前が走ということもあり、走ることが好きなのも、車夫という職業に向いているのだと感じます。車夫の採用条件がイケメンっていうところだけが気がかりになります。どうか、イケメンの許容範囲が広いようにと、感情移入した際に願いました。
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終わりに
読んでいて気付かれた方もいると思いますが、全編まじめに書いていません。
時々、面白く書きたい衝動に駆られますので、そこは、書きます。
ですから、丸写しして先生に怒られた!って言われたら
良い思い出になりましたね。大きくなったらネタにできますよ。としか言えません。
私の傾向としては、リアルが充実している人、いわゆるリア充の方や、生れつき裕福な人や、生れつき可愛い、かっこいい人をディスって、更に自分もディスる傾向があります。
ハゲている人が、自分でネタにするけど、人にハゲと言われるとキレた後にへこむ。
そんな心境ににているのだと思います。ハゲを見つけたら、熱いまなざしで見つめながら固い握手をしたいくらい、メンタルの面では同志だと感じる時すらあります。出来ないですが・・・
車夫は続きの本もあるそうです。母親のこととか伏線回収されていないので気になります。
最後まで読んで下さいましてありがとうございます。
宿題に追われている人、がんばれ~~!
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