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読書感想文「私の職場はサバンナです!」

読書感想文

原稿用紙5枚分(2000文字)

動物好きな人がアフリカに行って、動物や生き物の
案内をする職業になります。
その知識を存分に楽しめる本。
アフリカの辛いところに目を背けず、日本に警笛を鳴らす一冊。


概要

大好きな動物を守りたい
南アフリカ政府公認・ 唯一の日本人女性サファリガイドが伝えたい
知られざるサバンナの動物たちの生態、
環境保護の最前線、人と自然が共生するために大切なこと。

著者情報 1995年生まれ。南アフリカ政府公認サファリガイド。
立教大学在学中に、南アフリカのサファリガイド訓練学校に留学し、 資格を取得。
2016年からガイドとして活動し、野生動物の保護活動にも取り組んでいる。


生物好きには、垂涎(すいぜん)ものです。
参考にする方は、上手く切り取ってください。もちろん丸写しOKです。
※商業利用では使わないようにお願いいたします。(売ったり、講義に使うなど)

 ©がとーほーむ


感想文の例

 「私の職場はサバンナです!」を読んで

               〇年〇組 〇〇 〇〇

 この本は、動物や昆虫を紹介し、南アフリカの人々と動物との関係についても述べています。紹介しているのは、実際に南アフリカで活躍している太田ゆかさんです。彼女自身が執筆して紹介しています。

 正直なところ、私は昆虫が苦手です。動物では、小型犬がギリです。思考が読めない生き物を相手にすることは、非常にレベルの高いクエストになります。特に、高速で移動する黒光りする昆虫、G(ゴキブリ)が飛行形態になると、阿鼻叫喚と言ってもいいほどパニックになります。

 きっと、太田さんはそんな風にはならないでしょう。なぜならば、彼女が相手にするのはゾウだからです。キャンプ中にテントの周りをゾウがうろつくこともあります。それだけでなく、肉食動物も周囲をうろつきます。サバンナの動物にとって、人間は特別な存在ではなく、他の動物と同じ一つの生き物だと感じました。

 サイの角が薬になるという迷信があり、高額で取引されるそうです。その結果、密猟者がサイを殺して角を取ることがあります。その背景には、犯罪組織や仕事がなくてお金に困った人々が密猟者になることもあります。サイの数は50万頭から3万頭にまで激減しています。親のサイが密猟者に殺されて、動かなくなった親のそばを離れない赤ちゃんサイを保護した話には心を打たれました。野生動物リハビリセンターで保護され、名前もオリビアと名付けられ、大人になるまで育てられました。大きくなったオリビアを保護区の元の野生に戻し、時々元気な姿を見かけることもありました。しかし、数年後、オリビアは再び密猟者の犠牲となり殺されてしまいました。この話を読んだ時、密猟者に対して強い怒りを感じました。しかし、太田さんはこの事例はほんの一例に過ぎないと言っています。多くの動物たちが犠牲になっていることが、この一文だけでも分かり、非常に切なくなりました。

 雇用問題があり、犯罪が増えると言われていますが、人口が急激に増えているため仕事が少なくなっているそうです。人口が増えれば、土地の開発も進んでいきます。居住区が増え、農地や工業の開発が進むにつれて、動物だけが住んでいたエリアに人間がどんどん近づいていきます。農作物の農薬や工業廃水などが動物の飲み水に混ざる可能性もあり、環境破壊が進んでいます。動物からの視点では、人間が増えれば生きるのが難しくなるため、人間を減らすべきだと考えるでしょうが、動物たちはそれを実行できません。自分たちの仲間が減っていくのを見守るしかないのです。しかし、人間は自分たちの生活のために自然や動物を犠牲にすることが基本的な取り組みになっています。それは条件付きの政治的ルールもありますが、強制的に人間有利に進められる場合もあります。人間が豊かに暮らすためです。農業の輸出先は先進国であり、日本も例外ではないため、他人事ではありません。

 この話を読んで、既視感を覚えました。日本のニュースで、街でイノシシが暴走して歩行者に激突した事件や、クマが山から下りてきて農作物を荒らしたり人に危害を加えたりする事件を見たことがあります。猿や鹿も人間の居住区に来て被害を受けたニュースを見たことがあります。これらは、人間が動物の居場所を侵食しているからかもしれません。自然環境を汚染したことで食料がなくなり、動物が町まで下りてきているのかもしれないと感じました。近所の公園で、山にいるはずのカワセミという綺麗な鳥が撮影された写真を見たことがあります。初めてその写真を見た時は、純粋に綺麗な鳥の写真だと感動しましたが、その背景には環境破壊が進んで山から動物が下りてきている証拠写真ではないかと気づいた時、複雑な気持ちになりました。

 色々な動物の生態やエピソードを知ることができ、動物が好きになってきました。太田さんは英語をたくさん勉強したそうです。海外で活躍するには英語は必須だと感じました。最近の日本では、外国人をよく目にするようになりました。学校以外の場所でも英語を聞くことがあります。日本語が世界共通言語になればいいという願望はありますが、それは儚い夢のようです。やはり、英語を話せるようになりたいと感じました。

 太田さんのすごいところは、行動力の速さだと思います。留学を断念しても他の方法でアフリカへ行き、アフリカに行ってから英語を猛勉強するなど、その状況に応じて努力を続ける人です。

 まずは、やってみることが大事だと分かりました。私もやりたいことが見つかったら、太田さんのように即行動できるようになろうと感じました。


YouTube


終わりに

アフリカについて分かる本

動物と人間が共存するためにはどうしたら良いのか考えさせられる本です。
アフリカ第二弾ですね。(アフリカでバッグの会社はじめました)

アフリカの南部(南アフリカ共和国)は、経済発展している国のようで
経済化の代償が自然破壊なのでしょう。
動物が犠牲になっています。

そして、貧困化の代償も動物です。
ワシントン条約無視で売られたり、
殺されて体の一部を取られて売られたりします。

悪いことをする人間を、動物が懲らしめるのです。
そんなことできないから、人間が取り締まります。

アフリカに行ってみたいとなりますね。
でも、虫がいっぱいいるんですよね~(汗)


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